徒然論

独断と偏見の私的理論のため苦情は一切受け付けないけど九条ネギは好き。

第138回【性格が悪い私】

性格。

一口に人は言うけれど性格なんて様々だ。


私は持ち込みで初めて担当さんが出来るまで
性格、というものを知らなかった気がする。
というのも性格とは 明るい や 暗い など表面的に分かるものや自己中 や 単純 などなんとなく付き合うと分かるものを指す。と思っていた。


多分間違いではないと思うけど
そんな知識じゃ漫画はかけなかった。

だから持ち込みでは惨敗するはめになるのだけれど。

そんな中初めて性格を教えてくれた担当さんは
私に言った。

『こいでさんは、電車でいつもどこらへんに座りますか?』

どこらへん‥?

『壁側、、の端です。』

担『それ、もう性格出てますよね。』

今になればそんなことも分からないのかと言った感じだが当時はなにを言っているのか皆目検討がつかなかった。

担『性格というのはなにも見た目で分かるものだけじゃありません。しぐさ や 場所 手の出し方や座り方。全て性格なんです。』

なるほど、さっぱりわからん。


担『もう一つ質問です。なぜ、背景はあると思いますか?』

『‥場所を明確にするため』

担『ですね。でも、ここにも性格が関係しているんですよ。』

なるほど?さっぱりわからん。

担『教室に座る。どこに?端に?真ん中に?
どう座る?椅子を近づける?離れて座る?机に足をかける?背景にはその人がその人である理由を示すためにかきます。

だから、背景はただのバックではありません。

意味があるんです。

誰かが見た先にあるなにかがどこにあるのか、なになのか。何故空をみて笑ったのか
どういう空だったのか。

ね、それだけで背景かくの楽しくなりませんか?

性格が広がりませんか?』


なるほど‥。

ようやく分かった時には名刺を頂いて有頂天になったホテルでのこと。

 

今は書いている場所は違えど
いつだって
編集さんの一言にハッとするものです。


今回の担当さんの人にもこんなことを言われました。

『職業ってその人を決める要なんですよ。
現場で働く人、専業主婦の人、お水の人。
その人がその職業につく理由があるって
それだけでその人がわかると思いませんか?』


あぁ。そうか。全部同じじゃないか。

 

パズルのピースがぶわーっとはまっていく瞬間だった。


今のキャラはいいらしいので。
もう一度、練り直してネームもしっかり描いていこうと思う。

青年誌になってから辛くないのは多分、いや、きっと、好きだから。

でも、過去の担当さんから言われた言葉全て脳にインプットしてるから。


大丈夫。これからこれから。